呪われたパワーストーンを巡るお話

 身に付けているだけで、不幸を招いてしまう石、本当にそんなものは存在するのでしょうか。例えば呪いの宝石として有名な、ホープダイヤモンドの話は誰もが一度は耳にしたことがあるのでは無いでしょうが。ホープダイヤモンドの所有者の多くが、呪いを受けて不幸な運命をたどるという話です。パワーストーンの存在を受け入れることができる人にとっては、そうした呪われた意思が存在するとしても、不思議ではないかも知れませんね。力を持つ石というのは、良い力を与えるだけとは限らず、悪い力を持つ物もあるのです。
 エアーズロック、もしくはウルルと呼ばれる石をご存知でしょうか。世界遺産にも登録されているこの大きな岩は、パワースポットとしても有名です。世界遺産に選ばれたことで有名になり、多くの観光客が訪れるようになりました。そうなると、パワースポットでもあることから、岩を砕いて持ち帰る人が増えてきたのです。ですが、持ち帰った石は持ち主にパワーを与えるどころか不幸を呼び込み、現在では呪いのパワーストーンとされているのです。 オーパーツではないかとも言われている、水晶髑髏の話はご存知でしょうか。マヤ遺跡のものが有名ですが、南米の遺跡からいくつか発掘されている物です。この水晶髑髏は、儀式のためのものだったという説があります。どんな儀式かというと、洗脳です。水晶で作ったその髑髏に、人を従わせる力があったとされています。もちろん通常水晶のパワーストーンを持ったからといって、人を従わせるような力は持っていませんが、この水晶髑髏は作り方や用途に謎が多いこともあり、呪術の道具として使われていた可能性も残っています。

 

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